美意識の高いモデルや芸能人が、『1日2ℓの水を飲むこと』を美容法として紹介しているのを聞いたことがありませんか?
水は健康や美容に良いと言われています。
今回のテーマは水を飲むこと。
水を飲んで得られる効果、1日に必要な水分量、水を飲む際のポイント等について紹介していきます。
水の役割
人間の体のは約60%以上が水でできています。
水は、血液の中で酸素や栄養素を運んだり、尿となって老廃物を排出したりと、重要な役割を担っています。
体内の水分が失われると生命の危機にもつながります。
体内の水分を2%失うと喉が渇き、
5%失うと熱中症や脱水症状を引き起こし、
10%失うと筋肉の痙攣や意識障害がおき、
20%失うと死に至る
と言われているほど、水は私たちにとって必要不可欠な存在になっています。
また、肌細胞も約60%が水分であると言われており、水分が不足すると、肌の水分量も減り、肌が乾燥したり、肌荒れを引き起こしてしまいます。
水を飲むことのメリット
健康面
血流がよくなる
水を飲むと、体内の水分濃度が上がり、血液がドロドロになるのを防ぐため、血管がつまるリスクが減少します。
水分不足が原因の一つと言われている心筋梗塞や脳梗塞の予防にもつながります。
便秘の解消
便秘の原因は水分不足であることが多いです。
体内の水分量が増えると、便の水分量も増えるため排便しやすくなります。
また、起床後に水を飲むと、腸が刺激され、排便を促す効果があります。
美容面
肌のターンオーバーを促す
ターンオーバーの遅れはシミやくすみの原因になります。
水分を摂取することで血行がよくなり、体のすみずみまで栄養素が運ばれ、細胞が活性化し、代謝がよくなります。
代謝が上がれば、肌が正常にターンオーバーされるため、古い角質が除去され、透明感ある肌に改善されます。
シミやシワの予防
肌の水分量が低下するとバリア機能が低下し、肌が乾燥したり、肌トラブルがおきやすくなります。
肌が乾燥すると、紫外線など外部からのダメージを受けやすくなり、シミやシワができる原因にもなります。
1日に必要な水分量
では、1日にどれくらいの水を飲めばいいのでしょうか。
人は何もしていなくても1日に約1ℓもの水分を排出しているので、最低でも1ℓ飲まないと水分が不足してしまいます。
年齢や体型で異なりますが、成人であれば2〜2.5ℓが1日に必要な水分量と言われています。
食事にも水分が含まれているので、純粋に水を飲む量だけで考えると、1日約1.5~2ℓが飲料水として必要な水分量になります。
水を飲む時に気をつけること
こまめにのむ
大量の水を一気に飲むと、体に吸収されず、そのまま尿として排出されてしまいます。
コップ1杯(約200ml)を1回分として、1日に8~9回に分けて飲むようにしましょう。
ちなみに、私は下記のタイミングで水を飲むようにしています。
★ 起床後
★ 朝時
★ 外出前
★ 帰宅後
★ 昼食時
★ 夕食時
★ 入浴前
★ 入浴後
★ 就寝後
常温で飲む
喉が渇いた時や暑い日には、冷たい飲み物が飲みたくなりますが、冷たい水は体や内臓を冷やしてしまいます。
内臓が冷えると、新陳代謝が悪くなり、健康面、美容面どちらにもマイナスになってしまうので、必ず常温の水を飲むようにしましょう。
カフェインはNG
コーヒーや紅茶などカフェインを含む飲料には利尿作用があり、飲んだ水分が体内に吸収されることなく排出されるため、水分補給には適していません。
カフェインが含まれていないミネラルウォーターやルイボスティー等を飲むようにしましょう。
オススメのグッズ
毎日飲み続ける水分はできるだけ体に良いものがいいですよね。
自宅にウォーターサーバーがあれば、手軽にきれいなお水を飲むことができますが、置く場所がなかったり、コストがかかる等の理由で設置できないご家庭も多いはず。
ウォーターサーバーのように場所をとらない上、コストも抑えられます。
noris-dailylife.hatenablog.com
また、普段からこまめに水分補給する習慣のない人が、毎日2ℓ近くの水を飲み続けることは、想像以上に大変です。
そこでオススメなのがタイムマーカー付きウォーターボトル。
1ℓのボトルに1時間刻みの時間が書かれており、何時にどのくらいまで飲めばよいのかが一目でわかります。
見た目がかわいくてオシャレなので、持っているだけで気分が上がります。
新しく何かを始めるとき、モチベーションを上げることって大切ですよね♪
化粧水などで外側から水分を補って保湿することも重要ですが、それ以上に体内の水分を補うことが非常に重要です。
毎日こまめに水を飲んで、内側から潤うキレイな肌を手に入れましょう。